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二百十日 (小説) : ウィキペディア日本語版
二百十日 (小説)[にひゃくじゅうにち]

二百十日』は、夏目漱石の中篇小説である。1906年(明治39年)10月、雑誌『中央公論』に発表され、その年12月、『鶉籠』に収録されて出版された。
== 内容 ==
阿蘇山登る、2人の青年、圭さんと碌さんの2人の会話体で終始する小説である。語られるのはビール半熟卵を知らない宿の女とのやり取りや、道すがらの鍛冶屋の様子などの瑣末な話題の中に、チャールズ・ディケンズの『二都物語』などに唐突に言及しながら、華族や金持ちに対する圭さんの慷慨が語られる。
2人は阿蘇の各地を巡ったあと、いよいよ阿蘇山に登ろうとするが、二百十日の嵐に出くわし道に迷い、野宿する羽目になった。翌朝2人は、いつか華族や金持ちを打ち倒すことと、阿蘇山への再挑戦を誓うのだった。
漱石の小説としてはあまり論じられることのない小品である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二百十日 (小説)」の詳細全文を読む



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